ボリス・ベレゾフスキー&アンリ・ドゥマルケット

2015年4月11日 - 20時30分

© Fondation Louis Vuitton / Puzzle eventainment

フォンダシオン ルイ・ヴィトンでは、2015年4月11日、今日最も名高いピアニストの1人、ボリス・ベレゾフスキーを迎えます。

繊細さと独自の感性、華麗で優れた技巧から、世界中で大歓迎を受けています。

財団では、フランツ・リスト作曲の最も難易度の高い名作の1つ「超絶技巧練習曲」を演奏します。

プログラムの第1部では、ボリス・ベレゾフスキーがチェロ奏者アンリ・ドゥマルケットを招待し、ロシアの作曲家クズマ・ボドロフの作品、かのクロード・ドビュッシーの名曲「チェロ・ソナタ」を演奏します。

日付

2015/04/11(土) - 20時30分

チケット料金

会場

オーディトリアム

プログラム詳細

クズマ・ボドロフ:チェロとピアノのための世界初演作品(約8分)

 

クロード・ドビュッシー:チェロ・ソナタ(12分)

プロローグ

セレナード

終曲

 

フランツ・リスト - 超絶技巧練習曲(56分)

1- 前奏曲 - プレスト ハ長調

2- モルト・ヴィヴァーチェ イ短調

3- 風景 - ポコ・アダージョ ヘ長調

4- マゼッパ - ニ短調

5- 鬼火 - アレグレット 変ロ長調

6- 幻影 - レント

7- 英雄- アレグロ

8- 荒々しき狩 - プレスト・フュリオーソ ハ短調

9- 回想 - アンダンティーノ 変イ長調

10- アレグロ・アジタート・モルト ヘ短調

11- 夕べの調べ - アンダンティーノ 変ニ長調

12- 雪あらし - アンダンテ・コン・モート 変ロ短調

演奏時間:1時間20分

バイオグラフィー

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Boris Berezovsky ® Juri Bogomaz

ボリス・ベレゾフスキー、ピアノ


おそらくここにロシアの偉大なピアニストの後継者がいます。


グラモフォン


繊細さと独自の感性を持つボリス・ベレゾフスキーは、現代音楽家の中でも最も偉大な人物の1人です。


モスクワ生まれの彼は、モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼに師事し、アレクサンダー・サッツから個人的に指導を受けました。1988年、ロンドンのウィグモア・ホールでデビューしました。タイム誌は彼を「非常に優れた有望な術家であり、目もくらむような高度な技術と畏敬の念を起こさせる力を持った演奏家だ」と評しました。2年後、モスクワのチャイコフスキー国際コンクールで優勝しました。


ボリス・ベレゾフスキーは、世界中の名門オーケストラで、偉大な指揮者たちと共演しました。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、マリインスキー劇場管弦楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、パリ管弦楽団、NHK交響楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団、北ドイツ放送交響楽団、DR放送交響楽団、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、BBC交響楽団、モントリオール交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、香港フィルハーモニー管弦楽団などです。


世界中の有名ホールのリサイタルに定期的に招聘されています。ベルリン・フィルハーモニー・ピアノ・リサイタル・シリーズ、コンセルトヘボウ管弦楽団の国際ピアノ・シリーズの他、シャンゼリゼ劇場、パリのサル・プレイエル、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホール、ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、ウィーン・コンツェルトハウスなど有名ホールでのコンサートが挙げられます。2007年1月、ルーヴルのオーディトリアムで「カルト・ブランシュ」の公演を行いました。BBCミュージック・マガジン・アワードで、「2006年最優秀器楽奏者」に選ばれました。


ボリス・ベレゾフスキーは、特に室内楽に力を注いでおり、ヴァディム・レーピン、アンリ・ドゥマルケット、ボロディン弦楽四重奏団と、定期的に共演しています。2004年8月には、B.ベレゾフスキー、D.マフチン、A.クニャーゼフのトリオが、チャイコフスキーの曲を中心に、ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための作品、「悲しみの三重奏曲」「偉大な芸術家の思い出に」を収録したDVDをリリースし、「ディアパゾン・ドール」賞を受賞しています。。特に、アルテや、日本のNHKなどのテレビ番組で紹介されました。ワーナークラシックで、ショスタコーヴィチ作曲のピアノ三重奏曲第2番、ラフマニノフ作曲の悲しみの三重奏曲を録音しました。フランスでは「ショック・ドゥ・ラ・ミュージック」賞、イギリスでは「グラモフォン」賞、ドイツでは「エコー・クラシック」賞など、数多くの賞を受賞しました。


テルデックで、ショパン、シューマン、ラフマニノフ、ムソルグスキー、バラキレフ、メトネル、ラヴェル、リスト作曲の「超絶技巧練習曲」など数々の作品を録音しました。ラフマニノフ作曲の「ピアノソナタ第1番」の演奏では、ドイツ音楽批評家大賞を受賞しました。また、ラヴェル・リサイタルで、ル・モンド・ド・ラ・ミュジーク誌、ディアパゾン誌、BBCミュージック・マガジン誌、ジ・インディペン デント・オン・サンデイ誌で、特に推薦盤として紹介されています。


ミラールでは、ドミトリー・リス指揮で、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、ラフマニノフの前奏曲とピアノ協奏曲全てを録音した他、ブリジット・エンゲラーとラフマニノフの「2台のピアノのための作品集」のCDをリリースし、異論のない高い評価を受けています。ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールや、トゥールのラ・グランジュ・ドゥ・メスレーで、リストのCDの公開録音を行いました。アンリ・ドゥマルケット、ブリジット・エンゲラー、ジョセフ・スウェンセンの指揮するパリ室内管弦楽団と共に、サン=サーンスのCD(2010年ショック賞受賞)の制作に携わりました。


ボリス・ベレゾフスキーの今後の予定は、主に以下のとおりです。ローマ及びドーハにて、カタール・フィルハーモニー管弦楽団と、モントリオール及び京都にて、ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団と、パリにて、ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団と、ピンカス・スタインバーグ指揮ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団、アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮パリ管弦楽団など。フランスにおける演奏会では、室内楽でヴァディム・レーピンと、イスタンブールでは、ボロディン弦楽四重奏団と共演し、有名ホールでリサイタルを開催します。


 


ボリス・ベレゾフスキーは、亡き友人ブリジット・エンゲラーの後継者として、ボーヴェのピアノスコープ音楽祭の芸術監督を務めています。


 


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Henri Demarquette ® Jean Philippe Raibaud

アンリ・ドゥマルケット、チェロ


情熱的な音楽家で個性溢れる人物でもある、アンリ・ドゥマルケットは、まるで深い森が燃えているかのように、チェロを演奏します。彼の弓さばきは、無意識の音楽をも呼び起こすので、魅了されずにはいられません。


O.ベラミー(クラシカ)


1970年生まれ。アンリ・ドゥマルケットは、13歳で、パリ国立高等音楽院に入り、フィリップ・ミュレール、モーリス・ジャンドロンに師事しました。満場一致で優勝を勝ち取ったアンリ・ドゥマルケットは、ピエール・フルニエやポール・トルトゥリエと共に活動した後、アメリカ合衆国のブルーミントンで、ヤーノシュ・シュタルケルと活動しました。


14歳で既に舞台慣れしていた彼は、17歳でシャトレ座のリサイタルでデビューしました。ピアニスト、エレーヌ・グリモーとテレビ番組で共演し、フランス3に取り上げられました。ユーディ・メニューイン男爵は、彼を高く評価し、プラハとパリで、自身が指揮するドヴォルザークの「チェロ協奏曲」の首席奏者として、彼を招聘しました。


以降、国際的な飛躍を遂げ、フランス国内外の有名オーケストラと共演しました。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、パリ室内管弦楽団、東京交響楽団、ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団などが挙げられます。特に、ボリス・ベレゾフスキー、ミシェル・ダルベルト、ジャン=ベルナール・ポミエ、フランク・ ブラレイなどピアニストをパートナーとしています。アコーディオン奏者リシャール・ガリアーノとデュオを組み、バッハからガリアーノまで多彩なプログラムをこなしています。


アンリ・ドゥマルケットは、他にも、いくつか斬新なプロジェクトに携わっています。


- 《ヴォーチェ》 


チェロとアカペラ・コーラスのためのプログラム。現代音楽と同時に、ルネサンス作品を中心に扱っています。このプロジェクトのための新作準備中です。


- 《アルボレサンス》


又は音楽1000年。グレゴリオ聖歌から今日の音楽まで。ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、バンドネオンの楽器編成。


- 《トゥギャザー・ア・タンゴ・ドリーム》


アンリ・ドゥマルケットとエル・デスプエスグループによる実り多きコラボレーション。タンゴの起源から、グスタボ・ベイテルマンの作品まで、タンゴをめぐるストーリー。


アンリ・ドゥマルケットは、探究心が強く、現代音楽を定期的に取り上げ、珍しい作品を好んで支持しています。彼は、現代の大作曲家たちと密接な協力関係で活動しています。オリヴィエ・グレフ、パスカル・ザヴァロ、エリック・タンギー、フロランティーヌ・ミュルサン、アレクサンドル・ガスパロフの楽曲を紹介しています


アンリ・デュティユー作曲の協奏曲「遥かなる遠い国へ」を演奏し、テレビ局Mezzoで、ドキュメンタリー映画を生み出しました。アンリ・ドゥマルケットは、エリック・タンギー、フィリップ・エルサン作曲のチェロと合唱のための作品や、ミシェル・ルグラン、リシャール・ガリアーノ作曲の協奏曲を初公演します。


2012年以降、ミシェル・ オンフレに招かれ、カーン市民大学で教壇に立っています。エッセイスト、詩人、音楽家のジャン=イヴ・クレマンと共に講演会を行い、音楽の多様な側面を取り上げています。





彼のオープンな精神は、その多彩なディスコグラフィーにも表れ、フランス国内外で数多くの賞を受賞しています。


作曲家クズマ・ボドロフ

チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院の作曲科共同学科長、モスクワ劇場音楽長であり、作曲家でもあるクズマ・ボドロフは、現在まで、様々な賞を受賞しています。サンクト・ペテルブルグのショスタコーヴィチ・コンクールで第1位(2006年)、モスクワのパノラマ・ミュージカル誌で、「2011年の作曲家」と称されています。クズマ・ボドロフは、室内楽から、管弦楽団、合唱のための音楽まで、様々なジャンルの作品を制作しています。2011年、シンフォニー・オーケストラ、JMJコーラスのコンダクター・イン・レジデンスを務めています。