キット・アームストロング

「Piano nouvelle génération(ピアノ ヌーヴェル ジェネラシオン)」、リサイタル

2015年11月20日 20時30分より

「ピアノ・ヌーヴェル・ジェネラシオン」はその2回目となる2015-2016年のエディションにて、フランス、カナダ、イギリス、アメリカ出身の6人の若き天才にスポットライトを当てます。

その第一章は、ロサンゼルス出身の23歳のピアニスト、キット・アームストロングに委ねられます。演奏家として、あるいは彼のもうひとつの才能である作曲家として、彼の名前はヨーロッパの有名ホール(ウィーン楽友協会、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ベルリン・フィルハーモニー、ロンドンのロイヤル・フェスティバルホールやウィグモアホール)のプログラムにしばしば登場しています。

パリで彼が行った唯一のコンサートは2005年、13歳の時のコレージュ・デ・ベルナルディンにおけるものでしたが、今回フランスに舞い戻ることになったキット・アームストロングはフォンダシオン ルイ・ヴィトンにて、高度な演奏技術が必要なヨハン=セバスチャン・バッハの「ゴルトベルグ変奏曲」を聞かせてくれます。

日付

2015年11月20日、20時30分より

料金

場所

オーディトリアム

プログラム詳細

 

フランツ・リスト…『ロ短調ソナタ』

ヨハン=セバスチャン・バッハ…『ゴルトベルグ変奏曲』ト長調

バイオグラフィー

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© Künstlersekretariat Schoerke GmbH

1992年ロサンゼルスに生まれたキット・アームストロングはピアノを始めるわずか少し前の5歳より作曲を始めました。彼は、ウィーン楽友協会、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ロンドンのロイヤル・フェスティバルホールおよびウィグモアホール、ベルリン・フィルハーモニーホール、ハンブルグのライスハレ、ケルン・フィルハーモニーホール、東京のNHKホール、ブリュッセルのパレ・デ・ボザールなど、世界の有名なホールにてその名演奏を披露しています。またリッカルド・シャイー、クリストフ・フォン・ドホナーニ、マンフレート・ホーネック、ケント・ナガノ、ジョナサン・ノット、エサ=ペッカ・サロネン、ロビン・ティッチアッティなどの偉大な指揮者との共演も実現しています。


キット・アームストロングの最初のソロアルバムは、ソニークラシカルより2013年9月にリリースされました。このアルバムにはバッハ、リゲティ、アームストロングのレパートリーが含まれていますが、それは彼の独特な志向を象徴しているといえるでしょう。バッハの前奏曲と合唱曲の選曲は、特に注目に値します。ドイツのウェブラジオ Kulturradio(RBB)は、「世界待望の類稀なCD」、また同じくドイツのラジオ番組NDR Kulturは、「感情がいっぱいに湧いてくるデビューアルバム」と表現してこのアルバムを高く評価しています。


室内楽を愛する音楽家キット・アームストロングは、ヴァイオリニストのアンドレイ・ビーロフ、チェリストのアドリアン・ブレンデルとしばしばトリオを組んで演奏しています。最近、彼は歌手とのコラボレーションも始めました。


多様な才能を持つアーティストのアームストロングは、作曲家としても高い評価を受けています。若手作曲家に贈られるASCAP財団によるモートン・グールド賞を6度受賞した彼は、『Struwwelpeter: Character Pieces for Viola and Piano 』の曲にてASCAP財団のシャルロット・ベルゲン賞も獲得しています。


彼はライプチヒのゲヴァントハウス、ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム、フランクフルト・バッハ・コンサートホールなどから作曲の依頼を受け、特にフランクフルト・バッハ・コンサートホールはクラリネット協奏曲の作曲を依頼し、この曲はフランクフルトの旧オペラ座にて、チューリッヒ室内楽団により初めて演奏され、その際のクラリネットはポール・メイヤーが担当しました。彼の作ったピアノのための三重奏『Stop Laughing, we’re rehearsing!』の楽譜はゲヌインレーベルより出版されました。


キット・アームストロングの作曲作品の楽譜はぺータースから出版されています。


キット・アームストロングは、フィラデルフィアのカーティス音楽学校、ロンドンの王立音楽アカデミーで音楽を学びました。7年目より彼はロンドンのインペリアル・カレッジ・ロンドンなどの大学で自然科学も学び、パリ第6大学で数学の修士号も獲得しています。彼はまた2010年、ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の音楽祭にてレナード・バーンスタイン賞、2014年メクレンブルク=フォアポンメルン州で開催された音楽祭でWEMAGソリスト賞を獲得しています。


13歳でアルフレッド・ブレンデルに出会い、それ以来ブレンデルは教授、およびメンターとして彼を指導していますが、彼は「ピアノの名曲への理解力が、新鮮さと繊細さ、感動と知性を融合させる」としてアームストロングを称えています。アームストロングとブレンデルの間に築かれた特別な関係は、イギリスの映画監督マーク・キデルの映画作品『Set the Piano Stool on Fire』で描かれています。