マキシム・ヴェンゲーロフ リサイタル、ヴァイオリン

ルーステム・サイトクーロフ、ピアノ

2016年2月18日 20時30分より 

マキシム・ヴェンゲーロフは、フォンダシオン ルイ・ヴィトンのゲストとしてスペシャル リサイタルを披露します。同年代のヴァイオリン奏者のなかで際立つマキシム・ヴェンゲーロフは、世界中の名高い舞台でソリストとして活動しています。また2007年以降はオーケストラ指揮者としても名声を博しており、現在、オックスフォード交響楽団のコンダクター・イン・レジデンスに就任しています。

マキシム・ヴェンゲーロフは、このパリでのリサイタルのために、世界中で数々の賞を受賞した同郷のピアニスト、ルーステム・サイトクーロフをパートナーに迎え、無伴奏ヴァイオリン曲を代表するバッハの「パルティータ 第2番 シャコンヌ」を皮切りに卓越した多彩なプログラムを披露します。

マキシム・ヴェンゲーロフは、1727年製ストラディヴァリウス「クロイツェル」を使用しています。

日付

2016年2月18日 20時30分~

会場

オーディトリアム

プログラム詳細

ヨハン=セバスチャン・バッハ - 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 シャコンヌ

シューベルト、ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 イ長調 作品162

モーリス・ラヴェル - ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 ト長調

ウジェーヌ・イザイ - 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第6番 作品27

ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト  - イントロダクション、アイルランド民謡『夏の名残のバラ』によるヴァイオリンのための主題と変奏曲

ニコロ・パガニーニ - イ・パルピティ 作品13(フリッツ・クライスラーによる編曲) 

演奏時間:1時間50分(休憩20分)

バイオグラフィー

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マキシム・ヴェンゲーロフ、ヴァイオリン


マキシム・ヴェンゲーロフは、世界で最も優れた音楽家の1人であり、現代を代表する弦楽器奏者です。グラミー賞受賞者、国際的に称賛される指揮者、そしてクラシック音楽で最も集客力のあるソリストとして知られています。


1974年に生まれたヴェンゲーロフは、5歳からソロのヴァイオリニストとしてキャリアをスタート。10歳でリピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクール、15歳でカール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝。ガリーナ・トゥルチャニノーヴァ、ザハール・ブロンに師事。10歳で最初のアルバムを制作し、メロディア、テルデック、EMIといった大手レーベルからアルバムを発表。受賞歴にグラミー賞、グラモフォン賞の年間最優秀賞を受賞しています。2007年以降、師であるムスティスラフ・ロストロポーヴィチの後期キャリアと同じように指揮者としての活動に専念するようになります。モントリオール交響楽団、トロント交響楽団といった世界の主要交響楽団の指揮者を務め、2010年にはグシュタード音楽祭交響楽団の最初の首席指揮者に就任します。2014年6月、モスクワ・インスティテュート・オブ・イッポリトフ=イワノフではユーリ・シモノフ教授に師事し、最優秀評定でディプロマを取得して卒業。その後、さらにオペラ指揮のプログラムを2年間続けます。


最近の数シーズンはソリスト及び指揮者として活動し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、BBC交響楽団など数多くの主要なオーケストラと共演し、多くの場合に主要なヴァイオリン協奏曲を前半に演奏し、交響曲の作品を後半に指揮する形を取っています。2013年は、東京で毎年開催のヴェンゲーロフ・フェスティバルが開始した年であり、またロンドンのバービカン・センターではアーティスト・イン・レジデンスにおいて5つの異なるプログラムを制作し、芸術家として多才な能力を発揮しました。同シーズンには、オックスフォード・フィルハーモニックとのアーティスト・イン・レジデンスのポストも引き受けます。


2014-2015シーズンの主要な活動には、上海交響楽団でのロン・ユーとの共演を皮切りに、パリ管弦楽団でのパーヴォ・ヤルヴィとの共演、ロン・ユーとラン・ランと共演した上海の最新シンフォニー・ホールでのオープニングがあります。2015年1月にニューヨーク・フィルハーモニックに「大歓迎」(ニューヨークタイムズ紙)される凱旋復帰を果たし、3月にはヨーロッパツアーを行いフランス放送フィルハーモニー管弦楽団とチョン・ミョンフンと共にチャイコフスキーの協奏曲を録音しています。


2015-2016シーズンは、世界各国でのコンサートやリサイタルを行い、なかでもニューヨーク・フィルハーモニック、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、5つのリサイタルツアー(オーストラリア、カナダ、東アジア、ヨーロッパ、南米)を成功させます。5月には、毎年開催され4回目となるヴェンゲーロフ・フェスティバルのために日本に戻ってくる予定です。


ヴェンゲーロフ氏は後進の育成や指導を熱心に行い、世界中でさまざまな指導者の職を務めています。現在はスイスの国際メニューイン音楽アカデミー(IMMA)の客員教授とアンバサダーを務め、またロンドンの王立音楽アカデミーのメニューイン・プロフェッサーを務めています。


これまでに数多くの賞の受賞歴を誇り、なかでもグラミー賞の「ベスト・インストゥルメンタル・ソリスト・パフォーマンス(オーケストラとの共演)」(2003年)、グラモフォン賞2回(1994年、1995年)、クラシック・ブリット賞(2004年)、エジソン・クラシック音楽賞5回(1995年、1996年、1998年、2003年、2004年)、エコー賞2回(1997年、2003年)、世界情勢の改善に芸術の力で貢献したアーティストを称える世界経済フォーラムでのクリスタル賞(2007年)などがあります。


1997年、ユニセフよりクラシック音楽家では初めて国際親善大使に任命。 


1727年製の旧クロイツェル所有のストラディバリウスを使用。


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ルーステム・サイトクーロフ、ピアノ


カザンで生を受けたルーステム・サイトクーロフは、ロシアのピアノ音楽院で代表を務めています。ルーステムは4歳でピアノを始め、その2年後にカザン国立高等音楽院が併設する音楽学校に入学しました。その後、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院を経て、ミュンヘン高等音楽学校で研鑽を積みました。


ルーステムは、ブゾーニ国際ピアノコンクール(ボルツァーノ)、UNISA国際ピアノコンクール(南アフリカ大学 / プレトリア)、ゲザ・アンダ国際ピアノコンクール(チューリッヒ)、マルグリット・ロン国際ピアノコンクール(パリ)など、世界中で数々の賞を受賞し、2003年には、ローマ国際ピアノコンクールとモンテカルロ・ピアノマスターズで優勝を飾っています。


ルーステム・サイトクーロフは、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、RAI国立交響楽団(トリノ)、シンフォニア・ヴァルソヴィア、北京交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団を始めとする世界最高のオーケストラにおいて、ソリストとして定期的に演奏を行い、ユーリ・テミルカーノフが指揮を執るサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団と各地を訪れています。


ルーステム・サイトクーロフは、ロシア、中国、日本、アルゼンチン、チリ、アメリカ、カナダ、南アフリカでリサイタルを開催しており、ウィグモア・ホール(ロンドン)、サル・プレイエル、シャトレ座、サル・ガヴォー(パリ)、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団(ローマ)、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、モスクワ インターナショナル ハウス オブ ミュージック、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー、東京芸術劇場、ザ・シンフォニーホール(大阪)、紫禁城コンサートホール(北京)など、名高いコンサートホールで定期的に演奏を行っています。


ルーステムは、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバル、モントルー9月音楽祭、ジャコバン・ピアノ・フェスティバル(トゥールーズ)、ラジオフランス-モンペリエ・フェスティバル、春季芸術祭(モンテカルロ)、マントン音楽祭、コルマール国際音楽祭、ブレシア・ベルガモ国際ピアノ音楽祭、ボローニャ・フェスティバル、サグラ・マラテスティアーナ(リミニ)、メラーノ・フェスティバル、ピアノ・フェスティバル(横浜)など、数多くの音楽祭に出演しました。


また、France Musique、Radio Classique、Espace 2、DRS 2、RTSIといったラジオ局や、France 2(ジャン=フランソワ・ジジェル司会)、France 3(アラン・デュアル)、France 5、Mezzo、国際チャンネル「3 Sat」など、テレビを通じたコンサートも多数開催しています。


ルーステム・サイトクーロフは、EMI ClassicsやDinemec Classicsから数々のCDをリリースしています。


ルーステムは、最近ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とショパンの2曲のピアノ協奏曲と(Master Chord Records)、ドミートリイ・ショスタコーヴィチの協奏曲第1番、そしてエストニアの作曲家ヤーン・ラーツの協奏曲をサヴォア地方管弦楽団と収録しました(IndéSens)。


ルーステム・サイトクーロフは室内楽奏者として幅広く活動しており、定期的にマキシム・ヴェンゲーロフのパートナーを務めています。また、ジャン=ジャック・カントロフ、ピエール・アモイヤル、ドミトリー・シトコヴェツキー、オリヴィエ・シャルリエ、グザヴィエ・フィリップ、ローラン・コルシア、スヴェトリン・ルセヴ、フランソワ・サルケ、神尾真由子、庄司紗矢香とも共演しています。