テディ・パパヴラミ リサイタル、ヴァイオリン

2016年6月9日 20時30分より

母国アルバニアで若くして名声を得たテディ・パパヴラミは、11歳でフランスに渡り、パリ国立高等音楽院でピエール・アモワイヤルに師事します。テディ・パパヴラミは、知識や芸術に対する好奇心を糧に、音楽界で傑出したヴァイオリン奏者となりました。

テディ・パパヴラミは、2015年2月にフォンダシオン ルイ・ヴィトンを訪れ、ジャン=セバスチャン・バッハの見事なソナタとパルティータの全曲を奏でました。

このヴァイオリン独奏曲の第2弾として、2016年6月、彼はパガニーニのカプリースとイザイのソナタを始めとする、極めて卓越したプログラムを演奏します。

テディが2014年に収録したソナタは、ソリストのディアパゾン・ドール賞を受賞し、2014年クラシカ誌のショック賞も獲得しました。

テディ・パパヴラミは、LVMH社から貸与された1727年製ストラディヴァリウス・レーニエを使用しています。

 

日付

2016年6月9日 20時30分~

会場

オーディトリアム

プログラム詳細

ウジェーヌ・イザイ - ソナタ第2番 イ短調

ニコロ・パガニーニ、カプリース

ウジェーヌ・イザイ - ソナタ第5番 ト長調、“パストラル”

ニコロ・パガニーニ、カプリース

ウジェーヌ・イザイ - ソナタ第3番 ニ短調

 

演奏時間:1時間45分(休憩20分)

バイオグラフィー:

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© Kaupo Kikkas

テディ・パパヴラミ、ヴァイオリン


若くして渡仏したテディ・パパヴラミにとって、フランスという国も文化も全く未知のものでした。彼は、生まれつき好奇心旺盛で、フランスを自国のように感じ順応するために語学習得の必要性を感じていたこと、最初大きな孤独感を抱えていたことがきっかけとなり、常にフランス語で本をむさぼり読むようになりました。スタンダール、プルースト、フロベール、ドストエフスキー、カフカなどです…


音楽界でもとりわけこの演奏家を稀な存在として際立たせているのは、国境や他国の文化との距離を乗り越えることを可能にする彼の芸術や知識に対する計り知れない好奇心です。


2000年、アルバニア人翻訳家ジュスフ・ヴリオニの没後、イスマイル・カダレの作品の翻訳を引き継ぎました。ヴァイオリン以外の文学活動にも身を投じ、2013年には、ロベール・ラフォン出版『無伴奏ヴァイオリンのためのフーガ』の執筆に携わりました。アルバニアでの神童時代から、自由を求めて西洋に渡った時代までを描いたこの自伝は、様々なプレスから高い評価を得ました。


輝かしい教育者であった父の勧めにより、5歳の時、ヴァイオリンを始めました。ヴァイオリンは生涯彼の人生の一部を成すものとなりました。テディの進歩は速く、3年後には、ティラナ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でサラサーテ作曲のチゴイネルワイゼンを演奏しました。11歳の時には、パガニーニ作曲の「ヴァイオリン協奏曲第1番」を有名なエミール・ソーレのカデンツァ付きで演奏しました。


パリに招待された若き名手テディは、パリ国立高等音楽院に入学し、ピエール・アモワイヤルに師事します。この頃、『グラン・テシキェ』などテレビ番組にも出演するなど、数あるコンサートと並行して、精力的に活動していました。


数々のコンクールで入賞し、1990年代以降は、ソリスト、室内楽奏者として、キャリアを築き始めます。ソリストとして、クルト・ザンデルリング、アントニオ・パッパーノ、アルミン・ジョルダン、エマニュエル・クリヴィヌ、マンフレート・ホーネック、フランソワ=グザヴィエ・ロト、ティエリー・フィッシャー、ギルバート・ヴァルガ、マティアス・エッシュバッハーなど数々の指揮者と共演しました。室内楽では、9年間、シューマン四重奏団のメンバーとして活動しています。コンサートで、フィリップ・ ビアンコーニ、ネルソン・ゲルナー、マリア・ジョアン・ピレシュ、マルタ・アルゲリッチ、ゲイリー・ホフマン、マルク・コッペイ、ポール・メイエ、コローレンス・パワーなどと共演しました。


2011年以降、ベートーヴェンのソナタ、ピアノ三重奏曲を中心に、チェリスト、グザヴィエ・ フィリップ、ピアニスト、フランソワ・フレデリック・ギイと定期的に共演しています。


スイスのジュネーヴを拠点とし、2008年9月以降、ジュネーヴ高等音楽院で、ヴァイオリン科教授を務めています。LVMH社から貸与された1727年製ストラディヴァリウス・レーニエを演奏しています


テディ・パパヴラミは、ウジェーヌ・イザイにオマージュを捧げたソロアルバムで、2014年ソリストのディアパゾン・ドール賞を受賞し、2014年クラシカ誌のショック賞も獲得しました。