ゴティエ・カピュソン(チェロ)&ユジャ・ワン(ピアノ)リサイタル 

2015/05/20 - 20時30分

image

© Gaël Cornier / Fondation Louis Vuitton 2015

フォンダシオン ルイ・ヴィトンにて、世界中の音楽愛好家たちに才能を認められているチェリスト、ゴティエ・カピュソンと、ピアニスト、ユジャ・ワンを迎えます。

ゴティエ・カピュソンは、フォンダシオン ルイ・ヴィトンの花形アーティストで、去年の10月より「エクセレンス・クラス」を受け持っており、フランス人器楽奏者の中で最も優れた人物の1人と考えられています。世界中の有名ホールや主要フェスティバルで、演奏活動を行っています。ソリストとして、特に、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、アムステルダムのコンセルトヘボウ管弦楽団、ロサンゼルス、ボストン、シアトル、シカゴ、クリーブランド、ニューヨーク、ウィーン、ロンドン、オスロ、パリなどの有名オーケストラに定期的に招かれています。

ユジャ・ワンは、その自由で大胆な演奏、優れた技巧から、世界中を飛び回り、アバド、バレンボイム、ドゥダメル、ガッティ、ゲルギエフ、マゼール、マズア、パッパーノ、サロネン、テミルカーノフといった名高い指揮者たちと共演しています。ヴェルビエ・フェスティバルでは、毎年夏、オーケストラとコンサートやリサイタルを行い、ゴティエ・カピュソン、イヴリー・ギトリス、カティア・ブニアティシヴィリなどと共には、室内楽を演奏しています。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンでは、2015年5月20日、ゴティエ・カピュソンとユジャ・ワンを迎えます。ブラームス、シューマン、グリーグのソナタを中心としたプログラムです。

日付

2015/05/20(水) - 20時30分

会場

オーディトリアム

プログラム詳細

ロベルト・シューマン:幻想小曲集作品73

1-      Zart und mit Ausdrück (「静かに、感情を込めて」)

2-      Lebhaft, leicht (「活発に、軽やかに」)

3-      Rasch, mit Feuer (「急速に、燃えるように」)

ヨハネス・ブラームス:チェロソナタ第1番 ホ短調 作品38 

アレグロ・ノン・トロッポ

アレグレット・クワジ・メヌエット

アレグロ

エドヴァルド・グリーグ:チェロソナタ イ短調 作品36 (27分)

アレグロ・アジタート

アンダンテ・モルト・トランクィロ

アレグロ -アレグロ・モルト・エ・マルカート

演奏時間:1時間20分

バイオグラフィー

image

チェロ:ゴティエ・カピュソン


 


ゴティエ・カピュソンは、1981年に、シャンベリで生まれました。チェロを4歳半で始め、アニー・コシェ=ザキーヌ、フィリップ・ミュレールに師事し、ウィーンではハインリッヒ・シフに学びました。数々の国際コンクールで優勝し、トゥールーズのアンドレ・ナヴァラ国際コンクールでは優勝グランプリを獲得しました。2001年、ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジーク賞の「2001年の新しき才能」賞を受賞しました。ボルレッティ・ブイトーニ・トラスト賞も受賞し、最近ではゲルギエフとのレコーディング、及び『フォーレ室内楽全集』(2012年10月)で、エコー賞を数回受賞しました。また、ベルナルト・ハイティンクが指揮するEUユース管弦楽団に参加後、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団に参加し、ケント・ナガノ、ダニエレ・ガッティ、ピエール・ブーレーズ、小澤征爾、クラウディオ・アバドらの指揮で演奏し、経験を積みました。


世界中の有名オーケストラや、ライオネル・ブランギエ、セミヨン・ビシュコフ、チョン・ミョンフン、グスターボ・ドゥダメル、シャルル・デュトワ、クリストフ・エッシェンバッハ、ヴァレリー・ゲルギエフ、ベルナルト・ハイティンク、パーヴォ・ヤルヴィ、アンドリス・ネルソンス、ヤニック・ネゼ=セガン、レナード・スラットキン、トゥガン・ソヒエフらと定期的に共演しています。


2011年~2012年には、グスターボ・ドゥダメル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とともにオイローパ・コンツェルト(ヨーロッパ巡演)のほか、デュトワ指揮でシカゴ交響楽団、フィラデルフィア交響楽団、ボストン交響楽団と共演。ウィーン・コンツェルトハウスにてゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団と共演しました。2012年~2013年には、ロサンジェルス・フィルハーモニック、シアトル交響楽団、シカゴ交響楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、ウィーン交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団に再招聘されました。パリ、ロンドン、アムステルダム、モスクワ、マドリッド、ウィーン、ニューヨーク、ワシントン、東京などで、リサイタルや室内楽の演奏を行いました。2013年~2014年には、ビシュコフ指揮コンセルトヘボウ管弦楽団、ボレイコ指揮ニューヨーク・フィルハーモニック、エッシェンバッハ指揮シュターツカペレ・ドレスデンと共演し、ソリストとして、ザルツブルク復活祭音楽祭に招聘されました。パリ、アムステルダム、ルツェルン音楽祭にてハイティンク指揮ヨーロッパ室内管弦楽団と、ビシュコフ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団と、ブランギエ指揮シドニー交響楽団と(オーストラリアツアーにて)、デュトワ指揮ボストン交響楽団と、ブランギエ指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団と、パリにてゲルギエフ指揮サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団と(プレイエルにて)共演しました。リサイタルでは、ユジャ・ワン(日本ツアー)や、フランク・ ブラレイ(パリ・プレイエル、ボルドー、シャンベリ、リヨン、アムステルダム、ブリュッセル、ラ・ショー=ド=フォン、ウィーン、ソウル等)と共演しました。2014年~2015年には、サー・ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロンドン交響楽団とヨーロッパツアーを行いました。また、ペトレンコ指揮オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、ジンマン指揮パリ管弦楽団、クリヴィヌ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、オロスコ=エストラーダ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ドゥダメル指揮ロサンジェルス・フィルハーモニック、ブランギエ指揮クリーヴランド管弦楽団、デュトワ指揮サンフランシスコ交響楽団、ネルソン指揮ボストン交響楽団とも共演しています。


ゴティエ・カピュソンは、毎年、ヴェルビエ・フェスティバル、ルガーノで行われるプロゲット・マルタ・アルゲリッチフェスティバルなど主要なフェスティバルで、リサイタルや室内楽の演奏を行っています。ニコラ・アンゲリッチ、マルタ・アルゲリッチ、ダニエル・バレインボイム、ユーリ・バシュメット、フランク・ブラレイ、ジェラール・コセ、サラ・チャン、チョン・ミュンフン、ミシェル・ダルベルト、ジェローム・デュクロ、エレーヌ・グリモー、ラベック姉妹、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、ガブリエラ・モンテーロ、ヴィクトリア・ムローヴァ、ミハイル・プレトニョフ、レオニダス・カヴァコス、スティーブン・コバセビッチ、メナヘム・プレスラー、ヴァディム・レーピン、アントワーヌ・タメスティ、ジャン=イヴ・ティボーデ、マキシム・ヴェンゲーロフ、ユジャ・ワン、ニコライ・ズナイダー、アルテミス&エべーヌカルテット、そして、兄であるルノー・カピュソンらと共演しています。


ディスコグラフィー:ワーナーにて、ハイドン、メンデルスゾーン作曲のピアノ三重奏曲を、マルタ・アルゲリッチ、ルノー・カピュソンと演奏しました。ショスタコーヴィチ作曲の「ピアノ三重奏曲第2番」をマルタ・アルゲリッチ、マキシム・ヴェンゲーロフと演奏しました。エラートでは、専属アーティストとして、ラヴェルの室内楽曲でルノー・カピュソン、フランク・ブラレイと共演、兄とデュオを行った他、ハイドンの協奏曲でダニエル・ハーディング指揮マーラー室内管弦楽団と共演(「ディアパゾン・ドール」賞、ル・モンド・ド・ラ・ミュジーク誌の「ショック」賞受賞)、サン=サーンスの室内楽曲、シューベルトの室内楽曲、ブラームスの三重奏曲でルノー・カピュソン、ニコラ・アンゲリッチと共演(ドイツ音楽批評家大賞、ディアパゾン・ドール賞、ル・モンド・ド・ラ・ミュジーク誌のショック賞)、ピアニストガブリエラ・モンテーロとのリサイタル(メンデルスゾーン、プロコフィエフ、ラフマニノフ)を行ったほか、ドヴォルザークの協奏曲でパーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団と、ブラームスの「二重協奏曲」でチョン・ミュンフン指揮グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団と共演しました。ザルツブルク音楽祭における、ベートーヴェンの「三重協奏曲」(マルタ・アルゲリッチ、ルノー・カピュソン、シモン・ボリバル交響楽団、グスターボ・ドゥダメル)のライブDVD、グスターボ・ドゥダメル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート(「チェロ協奏曲第1番」)ライブDVD(ドイツ・グラモフォン)、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団によるチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」ニコラ・アンゲリッチ、ゴティエ・カピュソン、ミシェル・ダルベルト、ジェラール・コーセ、エベーヌ四重奏団によるフォーレ全集などを発売しています。最近では、フランク・ブラレイとの共演で、シューベルト、ドビュッシー、ブリテン、シューマンのリサイタル、ライオネル・ブランギエ指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団との共演で、サン=サーンス(「協奏曲第1番」と「ミューズと詩人」)を発売しています。


2007年以降、ゴティエ・カピュソンは、1997年に創始したチャリティー活動「ゼニア&ミュージック・プロジェクト」大使として、音楽と音楽価値の促進活動に携わっています。2014年10月、フランク・ゲーリーが設計を手がけたフォンダシオン ルイ・ヴィトンのオーディトリアムに、「チェロのエクセレンス・クラス」を設立しました。ヴァージン・クラッシクスとコラが共同制作で、ヴァレリー・ゲルギエフとアルバムを録音し、ドミニク・ぺカットの弓の購入を手伝いました。


1701年製マッテオ・ゴッフリラーを使用しています。 www.gautiercapucon.com       



image

ピアノ:ユジャ・ワン


27歳のピアニスト、ユジャ・ワンは、同世代のアーティストの中でも、最も才能溢れる人物の1人として知られています。ユジャは、優れた技巧と精密さで高い評価を受けております。超絶技巧を要する作品において発揮する完璧なコントロールとテクニック、音楽性の深さ、新鮮な解釈と、カリスマ的なステージ上での存在感で、人々を魅了しています。


ユジャは、ドイツ・グラモフォンの専属録音アーティストです。デビューアルバムとして2009年春にリリースされた「ソナタ&エチュード集」は、グラモフォン誌のクラシックFMグラモフォン・アワードの年間新人賞に輝いています。セカンド・アルバム「トランスフォーメーション」は、エコー・アワードの年間新人賞を受賞しました。彼女の協奏曲初収録となったクラウディオ・アバド指揮マーラー室内管弦楽団とのラフマニノフ作曲の「パガニーニの主題による狂詩曲」「ピアノ協奏曲第2番 ハ短調」は、グラミー賞「ベスト器楽奏者部門」にノミネートされました。彼女の4番目のアルバム、「ファンタジア」には、彼女が何度も演奏しているアルベニス、バッハ、ショパン、ラフマニノフ、サン=サーンス、スクリャービンなど数々の作曲家の作品が収められた作品集です。グスターボ・ドゥダメル指揮シモン・ボリバル交響楽団とのアルバムには、プロコフィエフの「ピアノ協奏曲第2番」、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」を収録しています。最近では、ヴァイオリニスト、レオニダス・カヴァコスと共演しました。ブラームスのヴァイオリンソナタを中心に収録したCDが、デッカ・レコードから発売されました。


2005年にピンカス・ズーカーマン指揮オタワ国立芸術センター管弦楽団とコンサート・デビューをしてから、現在までに、ボストン、シカゴ、クリーブランド、ロサンゼルス、ニューヨーク、フィラデルフィア、サンフランシスコ、ワシントンといった世界最高峰のオーケストラと度々共演しています。アメリカ以外では、ベルリンのシュターツカペレ、中国フィルハーモニー管弦楽団、スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、スペイン国立交響楽団、東京NHK交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、モーツァルト管弦楽団、聖チェチーリア音楽院管弦楽団と共演しています。       2006年、コロラドのブラーヴォ!ヴァイル音楽祭でニューヨーク・フィルハーモニックとの初共演を果たしました。翌シーズン、ロリン・マゼール指揮における同団の日本/韓国ツアーのソリストとして演奏しました。2008年には、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団とアメリカ・ツアーを行いました。2009年には、マイケル・ティルソン・トーマス指揮YouTubeシンフォニー・オーケストラから招かれ、ソリストとして、カーネギー・ホールで演奏しました。同年、アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団と共演し、プロコフィエフの「ピアノ協奏曲第3番」を収録した後、同団及びアバドと共に中国ツアーを行っています。


ユジャは、アジア、ヨーロッパ、北アメリカの大都市で、リサイタルを定期的に行っています。夏、室内楽にも取り組むようになり、スイスのヴェルビエ音楽祭などを含む世界中の音楽祭に参加しています。2011年3月、パリのサル・プレイエルにてベルリン・フィル首席奏者との共演による室内楽シリーズで3度のコンサートに出演しました。2011年10月には、カーネギー・ホールのスターン・ホールでリサイタル・デビューを果たしました。これまでにクラウディオ・アバド、ダニエル・バレンボイム、グスターボ・ドゥダメル、シャルル・デュトワ、ダニエレ・ガッティ、ヴァレリー・ゲルギエフ、ミッコ・フランク、マンフレート・ホーネック、ロリン・マゼール、ズービン・メータ、クルト・マズア、アントニオ・パッパーノ、エサ=ペッカ・サロネン、ユーリ・テミルカーノフといった一流指揮者たちの下で演奏しています。2014年には、彼女はロンドン交響楽団の「コンサート・ポートレート」シリーズのアーティスト・ポートレートに招聘され、ダニエル・ハーディング指揮により、ロンドンにて、3回オーケストラとのコンサート、数回リサイタルを行い、後に中国ツアーを行いました。コチシュ・ゾルターン指揮ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団と初共演し、バルトークの「ピアノ協奏曲第2番」を演奏しました。ヴァイオリニスト、レオニダス・カヴァコスとの共演を重ね、ブラームスのヴァイオリンとピアノのためのソナタに焦点を置いたヨーロッパツアーを何度も行っています。定期演奏会のため、グスターボ・ドゥダメル指揮ロサンジェルス・フィルハーモニックと共演し、アメリカツアーを行いました。ユジャは、アンドルー・デイヴィス指揮ボストン交響楽団、ジャンカルロ・ゲレロ指揮クリーヴランド管弦楽団とも共演しています。 


2014年~2015年には、マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と再び共演し、ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」を演奏します。同シーズン中、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のアーティスト・イン・レジデンスとして、3度コンサートを行います。その後、ユジャは、レオニダス・カヴァコスと共に、ヨーロッパ、アメリカで、ツアーを行います。2015年春にも、ティルソン・トーマス指揮ロンドン交響楽団とアメリカツアーを予定しています。今シーズンは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との協奏曲初共演があることも、注目すべきことでしょう。ユジャ・ワンは、若くして、北京の中央音楽院でリン・ユェン、チョウ・グォアンレンに師事します。1999年~2001年、カナダ・中国芸術文化交流プログラムであるカルガリーのマウント・ロイヤル・カレッジ・モーニングサイド・ミュージック・サマー・プログラムに参加します。それを機に、マウント・ロイヤル・カレッジ音楽院でホン・クヮン・チェンとテム・ブラックストーンに師事します。その後、アメリカに移り、フィラデルフィアのカーティス音楽院でゲイリー・グラフマンに師事し、2008年に卒業します。2006年には、ギルモア・ヤング・アーティスト賞を受賞。2010年には、栄誉あるエイヴリー・フィッシャー・キャリア助成金を獲得しています。スタインウェイ・アーティストです。


ビデオ

ユジャ・ワン最新アルバム

image

『ピアノ協奏曲集』 セルゲイ・ラフマニノフ


ピアノ協奏曲第3番作品30、セルゲイ・プロコフィエフ


ピアノ協奏曲第2番作品16


グスターボ・ドゥダメル指揮ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団


2014年2月3日リリース


1 CD / ダウンロード


アルバムを購入するにはこちらをクリック


© ドイツ・グラモフォン誌の好意により出演したユジャ・ワン/ベルリン